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デジタルサイネージの輝度・解像度をどう選ぶか

デジタルサイネージ 選び方

デジタルサイネージを導入する際、ディスプレイの「輝度」と「解像度」は、コンテンツの視認性や広告効果を左右する非常に重要な要素です。設置環境に合わないディスプレイを選んでしまうと、「画面が暗くて見えない」「無駄に電気代がかかってしまう」といった失敗につながる可能性があります。

本記事では、デジタルサイネージや業務用液晶ディスプレイの導入を検討されている方に向けて、最適な輝度と解像度の選び方を分かりやすく解説します。

1. デジタルサイネージの「輝度(カンデラ)」とは?

輝度とは、ディスプレイ画面の明るさを示す単位のことです。一般的に「cd/㎡(カンデラ/平方メートル)」という単位で表され、この数値が高いほど画面が明るくなります。

身近なデバイスの輝度の目安は以下の通りです。

パソコンモニター: 100~150cd/㎡前後(至近距離で長時間見るため低めに設定されています)
・スマートフォン: 150~160cd/㎡前後
家庭用テレビ: 350~500cd/㎡前後

デジタルサイネージの場合、周囲の明るさ(太陽光や照明など)に対してディスプレイの輝度が負けてしまうと、画面が暗く見えづらくなってしまいます。晴天の日に屋外でスマートフォンを使用すると、画面が見づらくなるのと同じ現象です。 一方で、輝度が高すぎても眩しくて目が疲れたり、消費電力が増えて運用コストがかかったりするため、設置場所に合わせた適正な輝度を選ぶ必要があります。

2. 【設置場所別】輝度の選び方の目安

デジタルサイネージの輝度は、屋内か屋外か、照明や直射日光がどのくらい当たるかを基準に選びます。

屋内(商業施設、オフィス、展示会場など)

外光の影響を受けにくい通常の屋内環境であれば、400〜700cd/㎡程度が適切です。

・ムードを重視して少し照明を落とした空間:350cd/㎡程度
・標準的な明るさの屋内:440~600cd/㎡程度

日差しが入る屋内・路面店の窓際

屋内であっても、窓際やテナントの入り口など外光の影響を受ける場所では、より高い輝度が必要です。

・日差しが入る場所:700〜1,000cd/㎡以上
・直射日光が当たるショーウィンドウなど:日光の影響で訴求力が落ちないよう、2,000〜4,000cd/㎡の高輝度モデルが推奨されます。

屋外(駅前、ビルの壁面、駐車場など)

太陽光の影響を直接受ける屋外では、周囲の明るさに負けない高輝度が求められます。最低でも1,500cd/㎡以上が必要です。スタジアムや街頭など、直射日光が強く当たるような場所では、2,000〜4,000cd/㎡以上の屋外用高輝度モニターが推奨されます。 また、屋外設置の場合は、明るさの自動調整機能や反射を抑えるアンチグレア処理、防水・防塵性能(IP規格)を備えた業務用ディスプレイを選ぶことが重要です。

3. コンテンツと視認距離で変わる「解像度」の選び方

輝度だけでなく、配信するコンテンツの種類や、ターゲット層との距離感(視認距離)によって「解像度」の選び方も変わります。

フルHD(1920×1080)で十分なケース

・タイトルやロゴなど、表示が大きめで短いメッセージが中心のコンテンツ
・ターゲット層がディスプレイから3m以上離れている場合(遠距離の場合は情報量を少なく見せるのがベターです)

4K対応が推奨されるケース

・説明文など、テキスト(文字)がメインのコンテンツ
・高精細な画像や、4Kカメラで撮影された動画を表示する場合

液晶ディスプレイとLEDディスプレイの違い

視認距離に合わせて、ディスプレイの方式を検討することもポイントです。

LEDディスプレイ: 微小なLEDピクセルが発光するため非常に明るく、日光下や遠距離からでもはっきりと明確に見せたい場合に適しています。ただし、至近距離で見るとピクセル同士の隙間が目立つという特徴があります。

液晶ディスプレイ: 至近距離から美しい映像を見せたい場合に適しています。

まとめ

デジタルサイネージの導入を成功させるためには、「どこに設置するか(外光の影響)」「どのようなコンテンツを配信するか」「どのくらいの距離から見てもらうか」を事前にしっかりと確認することが不可欠です。

・屋内: 400〜700cd/㎡
・日差しが入る屋内: 700〜1,000cd/㎡以上(直射日光が当たるなら2,000cd/㎡以上のショーウィンドウ向けモデル)
・屋外: 1,200cd/㎡以上(直射日光下なら2,000〜4,000cd/㎡以上の屋外モデル)
・解像度: テキストメイン・近距離なら4K、メッセージ中心・遠距離ならフルHD

これらの指標を基準に、運用コストや耐久性も考慮して最適なディスプレイを選定しましょう。

デジタルサイネージについてのご相談は、
下記からお気軽にお問い合わせください。

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